投資論

投資信託の信託報酬を気にかけよう!

投資信託を選ぶ際に、信託報酬を気にしたことはありますか?この信託報酬の差というのは、長期でみたときに、無視出来ない差となってきます。そこで、実際に今回は、信託報酬の差が長期でどの程度の差となるのか試算してみました。

信託報酬について

信託報酬とは

信託報酬とは、投資信託を管理・運用する経費として、投資信託を保有している間、投資家が支払い続ける費用のことです。ただし、別途支払うわけではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれています。

信託報酬率について

一般的に、年率0.1~2.0%ほどに設定されています。また、ファンドマネージャーに運用を任せるアクティブファンドよりも、特定の指数に連動させるインデックスファンドの方が、一般的に、信託報酬は低く設定されていることが多いです。

信託報酬の低い投資信託シリーズ

信託報酬にスポットを当て、それを徹底的に低く設定した投資信託のシリーズがあります。それが、三菱UFJ国際投信により運用されるeMAXIS Slim(イーマクシス スリム)です。近年、急速に運用資金を伸長させている投資信託です。

実際に信託報酬の差を試算してみた

条件

・年利はS&P500の平均年率である7.0%とする

・信託報酬は0.1%、0.5%、1.0%で比較する

・20年間毎年定額積立を行う

・毎年の積立定額は50万円とする

※本来信託報酬は、信託財産の中から毎日差し引かれるが、ここでは簡易的に、年利から信託報酬を差し引く

20年間の基準価額推移

以上が年利7.0%における、それぞれの信託報酬率の基準価額の推移となります。1年目を1として算出しています。開始数年では、信託報酬の違い(0.1%と1.0%)で大きな違いは見受けられませんが、20年後には大きく差が開いていることがわかります。実際に、信託報酬1.0%の場合は、基準価額が3.02倍となりますが、信託報酬0.1%の場合は、基準価額3.55倍となります。

20年間の時価評価額推移

以上が20年間の時価評価額の推移です。当然ですが、年利7.0%で伸長し続ける前提ですので、購入合計額よりも、いずれも大きい時価評価額となります。つまり、利益が出ると言うことです。また、これも当然ですが、0.1%が信託報酬がもっとも低いので、その結果、時価評価額も最も大きくなります。このグラフだけをみると、0.1%も1.0%もそこまで大きな差はないんじゃないかと思えますね。そこで、利益部分にだけ着目してみました。

20年間の含み益推移

以上が、20年間の含み益の推移となります。投資は基本、複利で推移しますので、年数が増えればより含み益が増えます。また、それに伴い、信託報酬0.1%と1.0%での差が大きくなります。具体的に、今回の条件 年利7.0% 毎年50万、20年間積立の条件下では、信託報酬0.1%と1.0%では、含み益の差が約200万円となります。とても大きな差です。

まとめ

このように、信託報酬の差は、長期でみるととても大きな差になります。是非、皆さんも信託報酬の低い投資信託を選ぶようにしましょう!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA