米国株

最も効率的な運用が 出来るセクターETFとは

なんとなくSP500を積み立てているけど、ふとこんなことを考えたことはありませんか。SP500って優秀なんだけど、その中でも、優秀なセクターと優秀じゃないセクターがあって、優秀なセクターだけに投資したいな と。そこで、今回は20年以上のデータからそれぞれのセクターのリターンを出してみました。

要約

シャープレシオは、生活必需品セクター、ヘルスケアセクターが高く、効率的な運用が出来る!

セクター

セクターとは

米国株はいずれの銘柄においても、セクターと呼ばれる業種別のグループに分類分けされます。具体的には、以下の11のセクターに分けられます。

  1. 生活必需品セクター
  2. ヘルスケアセクター
  3. 公益事業セクター
  4. 情報技術セクター
  5. 資本財セクター
  6. エネルギーセクター
  7. 通信サービスセクター
  8. 一般消費財セクター
  9. 金融セクター
  10. 素材セクター
  11. 不動産セクター

一般的に相場の局面ごとに、各セクターの有利不利が知られ、セクターローテーションを考えながら、投資することが推奨されています。しかし今回は、セクターローテーションの考えは抜きとして長期でみたときには、どのセクターのパフォーマンスが優れているのかに着目しました。

過去20年間の各セクターのリターンとリスク

今回はより長期のセクターETFのデータを採用するため、ステートストリートのセクターSPDRファンドのデータを使用しました。ステートストリートのセクターSPDRファンドは以下の9種類があります。

そして、比較対象をS&P500ETFのなかで、最も長い歴史を誇るETFであるSPYを用いました。

上図が1999年12月から2020年12月までのそれぞれの月初における直近1年間のリターンを示した図です。多すぎてよくわからないですね。

そこで、各セクターにおける平均リターンとそのリスク(ばらつき)を求めました。

それが、以下の図です。

直近20年間では、一般消費財の平均リターンが最も高いことがわかります。一方で、リスクに注目してみると、生活必需品、ヘルスケアセクターが低いことがわかります。この2セクターはデフェンシブセクターとも呼ばれ、景気が悪いときにも、業績が下がりにくいため、株価が下がりにくい傾向にあります。また、この図における傾きはシャープレシオ(投資のリスクの大きさに比べてどれだけリターンを得られるか、運用効率の高さ)を表しています。この点からも、図における傾きの大きい、生活必需品、ヘルスケアセクターは低リスクで高いリターンを得ることが出来る効率的なセクターであると考えられます。

このことからも、SP500だけに集中投資するのではなく、より運用効率の高い生活必需品セクターETF、ヘルスケアセクターETFに資産を配分してみるのも、長期投資で資産を形成したいと考えている方には良いかなと感じました!

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