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【VDC】生活必需品 不景気に強いディフェンシブETF!!

VDC 表紙

生活必需品セクターETFのETF。今回は、その組み入れ銘柄、チャート、積立について解説します!また、S&P500とも比較しながら見ていきます。

VDC

VDCとは

VGTは、ETFで有名なバンガード社が運用する正式名称 バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC) というETFです。MSCI USインベスタブル・マーケット・生活必需品25/50インデックスのパフォーマンスへの連動をめざし、米国の生活必需品セクターの大型株、中型株、小型株に投資します生活必需品はその名の通り、生活必需品を販売するメーカーが中心となるため、不況時にも売り上げを保つことが出来るため、不況時に強いETFです!

経費率

経費率は0.10%と非常に低いです。バンガード社のセクターETFはいずれも、0.10%と非常に低い経費率となっています。

組み入れ銘柄

VDC 構成銘柄 について

※2020年12月31日時点

組み入れ銘柄は上記の通りです。上位銘柄は、私たちにも身近なブランドばかりですね。Procter & Gamble Co.は日本でもP&Gとして有名です。Coca-Cola Co.はコカコーラ、PepsiCo Inc.はペプシコーラの会社です。Walmart Inc.(ウォルマート)はアメリカ本部を置く世界最大のスーパーマーケットチェーンで、Philip Morris International Inc.(フィリップモリス)は世界最大のたばこメーカーです。Costco Wholesale Corp.(コストコ)も最近、日本でもおなじみになってきました。Mondelez International Inc. Class Aは食品会社、Altria Group Inc.はたばこメーカー、Colgate-Palmolive Co.は日用品メーカーです。

いずれの企業も、つまりは生活必需品メーカーで、毎日必要とされるものを販売しています。ですので、不況時に強い銘柄がそろっています。また、日本でも名の知れた企業が多いことからも分かるように、アメリカ国内だけで無く、世界中で事業活動を行っている会社が多いのも特徴です。

VDC 分配金(配当金)推移

VGTの直近配当利回り(税込)は 3.72% です!

とても高いですね。高配当ETFと捉えて良いと思います。

VDCの分配金推移 配当金推移

また、分配金の年次推移は以上のようになっています。連続増配当とまではいかないですが、基本的に2005年以来、右肩上がりで上昇し続けています。

VDC S&P500  株価比較チャート

VDCの株価とチャート

S&P500に連動するETFであるSPYとチャートの比較をしました。VDC、SPYともに右肩上がりで上昇し続けています。2004年から、長期でみるとSPYよりもVDCの方がパフォーマンスが良いです。ただし、近年SPYに追いつかれている印象を受けますね。

各時期における上昇率を見る場合は、対数グラフの方が、良く理解出来るので、対数グラフで表示します。

VDC の株価 チャート 対数を表示したもの

対数グラフでみると、近年SPYがVDCよりも、成績の良いことが分かります。これは、GAFAMを中心にハイテク企業が急騰しているからです。ただ、VDCの最も特筆すべきことは、リーマンショック時の下落率の低さにあります。SPYが大きく値を下げたにもかかわらず、VDCはわずかな下落にとどまりました。何度も申し上げますが、不況に強いとは、まさにこの点からも分かります。

VDCを積み立てたら ~S&P500と比較~

もし、2004年から現在まで毎月定額で積み立て続けていたら

実際に、2004年から毎月VDCを積み立て続けていたら、どうなっていたのか試算しました。同時に、S&P500に連動するETF SPYを積み立てた場合も比較しました。

◆条件

・毎月1000USドルずつ積み立てる

・分配金は再投資する

・2004年から現在まで毎月積立を続ける

VDCを15年積立続けたらどうなるかを説明

その試算結果が上記です。総積立額を大きくアウトパフォームしています。もし、2004年から積立続けていたら、SPY、VDC共に約3倍の資産額になっています。SPY、VDCともに長期でリターンを見たときには、そこまで大きな差は無いため、積立の資産額自体も大きな差はありません。

もし、5年間毎月定額で積立続けていたら

次に、2004年から現在までの月日の中で任意の5年間を切り取って、定額積立を実施したら、5年経過時に資産額がそうなっているのか調べました。同時に、S&P500に連動するETF SPYを積み立てた場合も比較しました。

◆条件

・毎月1000USドルずつ積み立てる

・分配金は再投資する

・積立期間は5年間とする

VDC 積立 5年間実施した結果

その結果が上記になります。2004年1月~2008年12月の5年間で積立を実施した場合(つまり、上記グラフの 積立開始して5年後の日付:2008/12/1)は、合計積立額によりも少ない資産額となっています。これは、2008年末がリーマンショックに該当するため、積み立ててきたものが、リーマンショックで下落したと捉えることが出来ます。しかし、その後はいずれの任意の5年間でも、5年間積み立てた資産額は、合計積立額よりも高くなっています。これが、積立投資のリスク分散効果ですね。パフォーマンス自体は、SPYとVDCで大きな差は無いですが、VDCはその暴落のしにくさから、2008年のリーマンショック時も最低限の下落で耐えています。ですので、2004年~2008年の5年間の積立時も、合計積立額よりもわずかに下回る程度となっています。

まとめ ~VDCの使い方~

上記で見てきたようにVDCは不況時に強いディフェンシブ銘柄です。ですから、ポートフォリオにVDCを組み入れて、リスクを下げることが出来ます。また、そもそもS&P500などはリスクが高いな と感じる方も、VDCであれば、不況にも強く、分配金をたくさんもらいながら、着実な伸長を見込むことが出来ます。着実に資産を増やしていきたいと思われる方には、おすすめのETFです!

※投資は自己責任で

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